セントルイスはかつて西部開拓の拠点として繁栄した都市。
今では当時の繁栄の面影はあまり見られないけれど、ダウンタウンの南には今でも当時の繁栄をしのばせるように
古いキリスト教の教会が集まる地区がある。それらの教会の建物はどれもほどよくひなびて、風景写真を撮る人なら何カットか撮りたくなるようなところだろう。
その辺りの教会には何度も撮影に足を運んではいたものの、天気や光の状況に恵まれずなかなか思っていたように写真にまとめることができなかった。
この日は風がとても強く、この街にしては珍しいような抜けるような青空が朝からひろがっていた。
天気も良く、光量もたっぷりだったので、50mmを思いっきり絞ってシャープさをあげていく。
スキャナの調子が良くないのであまりシャープさが出てないけれど、プリント原稿はとてもシャープだった。
廉価で、軽量で、明るく、その上絞ればシャープ。一眼レフのレンズにこれ以上何を求められるだろうか。
Lens: Konica Hexanon AR 50mm F1.7
Specs: F11, 1/30, PL filter
Film: Kodak Ektar 100 (CX)
Date: September 5, 2011
Place: St. Louis, Missouri, United States