Photo No. 7
クアラルンプールの仏教の寺院から共通して受けた印象は、他者を拒まないとても寛容的な
雰囲気とそれで居ながら、底の見えないような神秘性という、相反する2つの要素の同居だった。
幾何学美と排他性が同居するイスラム系の寺院とは好対照を為す風景が一つの都市の中に存在する、
クアラルンプールはそんな不思議な都市だった。
防人や守護獣に固められた小さな入り口、と何やら排他的な印象を受けるかも知れないが、実際にはとても開放的。
この街での仏教系の寺院は、たまたま通り掛りの自分のような旅行者でも気後れなしにフラッと中に入って行けるような雰囲気のものが多い。
Lens: Hexanon AR 24mm, F2.8
Specs: F8, 1/125, PL filter
Film: Kodak Ektar 100 (CX)
Date: November 1, 2010
Place: Kuala Lumpur, Malaysia
Last Updated on 12:03 P.M. / October 25, 2010.